2026年6月・7月・8月と3カ月連続で1兆円を超えています。これは、2022年の資源価格高騰・急激な円安局面以来です。直近は、
・6月:1兆379億円
・7月:1兆4,089億円
・8月:1兆1,905億円
となっています。8月は前年同月比+58.7%です。
比較すべきなのが2022年です。この年はロシアのウクライナ侵攻後の原油高と円安が重なり、原粗油の年間輸入額が約13.5兆円まで膨張しました。 2022年度でも原粗油輸入額は前年比+70.8%という異常な伸びでした。
つまり、今回の「3カ月連続1兆円超」は、ざっくり言えば約4年ぶり、2022年のエネルギー危機時以来の水準と捉えてよいです。
そして、今回かなり気になるのは、2022年とは構造が少し違うこと。中東からの数量が減っているのに、米国などからの代替調達+高い原油価格+運賃・保険+円安によって、輸入金額が1兆円を超えている。 8月は中東からの輸入数量が30.9%減る一方、米国からは約7倍に増えています。
当面、原油高に加えて、運賃・保険の急騰、そして円安。LPガス輸入価格にも要注意です。
