光通信と言えば、特徴的なのはM&Aで電気・通信・医療・保険中心に買いまくり、ストック収益と投資収益たる配当金で利益成長を続けている巨大企業。
その光通信がレオパレス21を買ったのは、レオパレス54万戸に「電気・ガス・インターネット・ウォーターサーバー・保険等の光通信グループ商材を導入する」こと、提案書に書いてある通りです。
光通信は結構、電力事業強いんですよね。光通信の電力事業、「ハルエネ」は法人中心に今や56万件。低圧販売量で東京ガス、大阪ガス、SBパワー、NTTアノードエナジー、auエネルギー&ライフ、ENEOS Power、住友商事、その次にランクされる堂々の全国8位、超大手新電力と言っていいでしょう。
一方、ガスは2019年に都市ガスの自由化に伴って小売りの取次販売から始めました。転機は2020年のエコログ設立です。光通信らしいエグイ訪問営業(笑)で設立から5年で売上高100億円超まで急成長します。そうして自ら販売するのと並行して、既存のLPガス会社にも投資を進めていきます。その代表格がシナネンHD。
2021年には保有比率が20%を超え、持分法適用会社となり、その後さらに保有を拡大、現在40%を超えて役員も送り込んでいます(※ちなみにここがイーレックスとの違い。新電力のイーレックスも20%超を保有していますが、役員の送りこみ等はせず、単なる純投資)。
で、ここからが本番です。まずエコログですが、得意の営業で売り上げを伸ばしたものの、なにせインフラを持たない以上、外部との協力が不可欠。配送・保安、全てが委託で利益は出ず売上100億で純損失15億。そして強引な営業が仇となってか、協業先も増えない状況。
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光通信のレオパレス21の買収目的はLPガス|境野春彦-コネクトエネルギー合同会社CEO、経営コンサルタント
