Indian Oil Corporation、Bharat Petroleum、Hindustan Petroleumの3社が9月25日、2027年に米国から約275万tのLPGを調達する共同入札を開始しました。これはインドが「米国調達を増やす可能性」から一段進んだ、具体的な数量を伴う新展開です。
内容がかなり大きいです。毎月、46,000tのVLGC貨物4隻をDES(着地渡し)で調達し、さらに45,000t貨物1隻をFOBで調達します。46,000t貨物はプロパン50%・ブタン50%。つまり年間では概ねVLGC 60隻分の米国→インド需要になります。入札期限は10月22日です。
インドは2025年にLPGを2,185万t輸入し、その約90%を中東から調達していました。今回の契約が成立すれば、ホルムズ依存を構造的に下げる動きになります。
日本への影響:大。 日本・中国・インドが米国LPGを恒常的に取り合う構造が強まります。特に年間60航海級の新規長距離需要はVLGCのトンマイルを押し上げます。
方向:MB ↑/米国FOB ↑/BLPG3 ↑/CIF ↑。CPには直接影響しませんが、インドの中東離れは中長期的にはCPの上値を抑える方向です。
