EIAが28日に更新した日次価格統計では、10月27日のMBプロパン現物価格は1.203ドル/galでした。
前日の1.125ドルから0.078ドル上昇し、1日で6.9%の値上がりです。同じく28日公表のEIA週間統計では、輸出が増加する一方、在庫は小幅ながら4週連続で減少しました。
| 指標 | 10月16日週 | 10月23日週 | 前週比 |
|---|---|---|---|
| プロパン輸出 | 203.2万b/d | 223.3万b/d | +9.9% |
| 全米プロパン・プロピレン在庫 | 1億584.6万bbl | 1億573.5万bbl | ▲11.1万bbl |
| メキシコ湾岸在庫(PADD3) | 6,593.9万bbl | 6,555.6万bbl | ▲38.3万bbl |
全米在庫は9月25日週の1億964.7万バレルから、4週間で約391万バレル減少しました。ただし、最新週の減少幅は小さく、在庫逼迫を断定できる状況ではありません。
今回のMB上昇は、日本の米国産プロパン調達コストに直接影響する材料です。
プロパンの密度を約0.508kg/Lと仮定すると、1.203ドル/galは約626ドル/tに相当します。前日からの上昇分は約41ドル/tです。仮に為替158円/ドルなら、約6.4円/kgの原料コスト上昇に相当します。
さらに、インド最大のLNG輸入会社、Petronet LNGのCEOは28日、2028年半ばから年間100万トンのプロパンを調達するため、来年3月までに入札を始める方針を明らかにしました。当初は中東産を想定していましたが、イラン戦争による供給混乱を受け、米国産も調達候補に追加。
約626ドル/t・・・現在CPは680ドル/t。CIFベースで米国産の方が高くなりそうです。
