ロイターは23日、ホルムズ海峡と周辺海域における商船への攻撃が、10月に入って28件に達したと報じました。米ワシントン近東政策研究所が2017年から収集している海上安全保障データによると、10月は記録上最も攻撃が多い月となっています。
| 指標 | 最新状況 |
|---|---|
| 10月の商船攻撃 | 28件 |
| 2月28日の戦争開始以降 | 113件 |
| IMOが記録した広域の事案 | 120件 |
| 損傷したVLCC | 30隻超 |
| うち10月のVLCC被害 | 11隻 |
| 世界のVLCC船隊に占める被害割合 | 約3.5% |
ロイターによると、10月5~11日の1週間だけで12隻が攻撃を受けました。また、英国海事貿易運用機関(UKMTO)は、船舶側からの報告が十分ではないため、実際の被害件数がさらに多い可能性を指摘しています。なお、28件はLPG船だけの被害件数ではありません。 原油タンカーなどを含む商船全体の数字です。
LPGシャトル輸送減少と合わせて考える必要があります。今回の新たな情報は、船舶攻撃が一時的な事象ではなく、10月を通じて高頻度で続いていることです。LPG輸送への影響として、船主による配船回避、戦争危険保険料の上昇、積み替え作業の遅延が懸念されます。
