
「採用は出来るんですが、すぐ辞めちゃうんですよ」と、何人かの経営者や人事担当の方から最近聞いたんです。
ふたつ側面があると思ってまして、ひとつはソフト面、「人への関わり方」。自分が新入社員の時を思い出して欲しいんですが、何が一番辛いかって、「放っておかれる」ことじゃありませんでしたか?
転職の切っ掛けは人間関係によるものが一番大きいと言われますが、嫌な人がいるとか、パワハラ体質だとか、色々あると思いますが、無視される、放っておかれるって、かなり辛いんじゃないかな、と思うんです。
時代の影響も大きいですよ。ほとんどの仕事がパソコンやスマホで出来るようになって、特にコロナを経て対面が減って、人と会う、話す機会がひと昔前からみたら激減してるんじゃないですか?
なにをやったらいいのか、どこを目指すべきなのか、何が正しいのかって、組織の中で色んな人と関わって話しながら飲みながら身に着けてきたと思うんです。その機会がいま激減している。
だから、仲のいい会社の若い管理職の人に言ってるのは、
「必ず一日に一回、意識して部下に声をかけなさい」
と。何でもいいんですよ、「いつも元気いいね、こっちも元気もらってるよ」とか「資料ありがとう、さすがだね」とか!自分のことばかり話す管理職の方おられますが、あなたの仕事は喋ることじゃありません、聞くこと!🤣
ふたつ目はハードですね、働く環境、仕事部屋。これ大事なんですよ、ほんとに。「新社屋作っても金になりませんから」って、凄く儲かってるある会社の社長さん言ってましたが、その会社の離職率めちゃくちゃ高いんですよ。
築何十年か分かりませんが、古くて狭くて、私が社員なら絶対に「ここに毎日通いたくない」って、自信を持って言えるオフィス環境😂
お金あるなら、社屋を刷新して「社員が通いたくなる環境」を作りましょう。役所の人のうつ病になる割合が高いって言われてましたが、行けば分かります。ひと昔前の経産省だって酷かったですから。
狭くて隣の人と肩が触れるんじゃないかって距離です。そりゃストレスも溜まります。近いうちにホームページで「通いたくなるオフィス」を作ったガス会社を紹介します!お楽しみに!



定着率に大きく影響しているオフィス環境/上品な料理でした!/結局最後は行っちゃうんですよね~楽しい人たちとだったんでいいか(言い訳)