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長州産業さん🤝ヒワサキさん

長州産業さんとはもう15年のお付き合い、コロナ禍で訪問を断念していたヒワサキさんを5年越しにお連れすることができました。
私が石油会社で太陽光事業を担当していた時代、長州産業さんと一緒に仕事をしたいと思った大きな要因は、彼らの人柄にありました。朴訥で真面目で誠実なこの人たちと一緒に仕事がしたい。それが原点であり、そして最初に出会った人が、今も長くお付き合いが続いている落合さんでした。
この日は会社・工場見学の前入りで下関で長州産業の子会社である長州酒造産の「天美」を酌み交わしながら、今後の展望や思い出話に花を咲かせました。
日和﨑社長が大切にしている社員の一体感、新たな事業の発掘可能性のヒントを得るため、有意義な訪問となることを期待しつつ、遅くまでお酒を酌み交わしました。

関門海峡をバックに左からヒワサキ・藤原副社長、日和崎社長、境野、長州産業・落合さん

下関と言えばフグ・・・2件目だったと思いますが、黒ラーメンを食べ終わったころは記憶がなく笑

長州産業さんは太陽光パネル製造では、いまや住宅向け全国シェアトップ。工場は24時間体制のフル稼働状態でした。訪問する度に感じることですが、工場の社員の皆さんが、我々が見学でお伺いしますと、「いらっしゃいませ」と仕事の手を止めて丁寧にご挨拶。この文化はお付き合いを始めて以来、全く変わっていません。
ちなみに太陽光製造ラインはほぼ全自動で流れていますが、各工程間の最終検査は人の目、目視で行っています。ここも長州さんのこだわりポイントです。私が太陽光をやっていた時と比べますと、単位面積当たりのワット数も大幅に向上し、技術の進化の速さを感じます。最近は安い中国製が世界中に出回っていますが、私が太陽光を本格的に導入しようとされている方々にいつも言っているのは、「多少、高くても品質の良いもの、そして何かあった時にメンテナンスや保証体制がしっかりしていて、絶対に日本から逃げない企業であることが大事だよ」と。中国、韓国の企業は誕生と撤退を繰り返してますから、長期の付き合いになる太陽光はやはり日本メーカーにつきます。

左:長州産業本社外観/中:製造ライン/右:天美「黒天」「白天」

前夜の下関での会食、そしてオフィス、工場見学、各種打合せと、充実した時間を過ごさせて頂きました。それぞれ15年来のお付き合いのある方たち同士をこうして繋げることができたのが何より嬉しいですし、日和﨑社長も今後の事業展開やオフィス構想など、様々なインスピレーションを受けることが出来たとのことで、お連れして良かったと心から思った次第です。
当日、岡本社長は不在でしたが、創業者であり父である先代の跡を継がれ、太陽光事業を拡大発展させたばかりでなく、水素事業や日本酒醸造事業など、新規事業にも果敢に挑戦して成功に導いたその経営手腕は目を見張るものがあります。世界を股にかけてご活躍されるリーダーのもと、長州産業さんの益々のご発展を祈念させて頂きます。