

『エレトク』という語感にまずオリジナリティを感じた。
境野がイーレックスを退社したのち、少しだけお世話になったベンチャー企業。独立したいという我が儘を受け入れてくれ、今も顧問という形でエレトクの普及に関わらせてもらっている。
この製品の素晴らしいところは、部材や設置工事などの購入・設置費用は全てエレトク社が負担すること、そして、その費用を8年という契約期間の中で、削減電気代の中から少しずつ回収していくこと、結果、お客様には一切の費用負担が発生しないというビジネスモデルに集約される。
現在、日本はインフレによるあらゆるモノのコスト高で企業の設備投資意欲も減退しているのが実情。その中で、費用を掛けずに必ず電気代が削減できる『エレトク』の引き合いが強く、設置工事も数カ月待ちの状態が続いている。



-まずは、エレトクの普及に最前線で取り組んでいる、若手社員に話を聞くことから始めたい。
境 野:『平林さん、エレトクの「ここが売りです!」を簡単に説明してみてよ笑』
平 林:『入社した時に境野さんに教えていただいた通りですけど、営業を通じて実感するのは、やはり初期投資が不要で、エレトクによって削減できた中からサービス料を頂戴する成果報酬型なので、削減できなければサービス料もゼロという、お客様の費用負担がないところが良い点だと思います』

境 野:『この“初期投資不要”が最大の売りなんだけど、怪しまれるよね笑』
平 林:『はい、はじめは怪しまれます笑。ですので、飛び込みやテレアポはせずに、紹介して頂いたお客様に提案しにいきます。また、「電流測定装置によってリアルタイムで電流値を測定していますので、消費電力量、削減電力量が分かるようになっています。この結果を可視化して毎月お客様に報告しています」と、丁寧に説明することを心掛けています』


境 野:『そうだよね、前年比というのは、空調の稼働状況が去年と今年で全く同じということはあり得ないので、あまり参考にならない。リアルタイムで電力量を計算して、お客様に見える化して毎月レポートで報告してるのは、高い評価をもらってるところだよね』
平 林:『はい、あとお客さんからよく聞かれるのは、「空調を30分に一度止めることで、空調に負荷が掛からないのか?」という点ですが、結論から言うと空調に負荷が掛からないよう制御回数や制御のタイミングを考慮して稼働させています。ですので、今までエレトクによって室外機が故障したという事例はありません』
境 野:『エレトクは説明してから実際に導入に漕ぎつけるまで時間が掛かるよね』
平 林:『そうですね、だいたい初めの提案から2、3ヵ月ほど掛かることが多いですけど、それはこういった業界・商材ですから、「本当に初期投資ゼロで削減できるのか」という疑問も多く受けます。なので先ずは現場の調査をさせて頂いて、エレトクによってどれくらい削減できるのかを試算させて頂いたうえで、その試算額によってお客様が他社と比較し、社内で検討することができる。その過程があるので、結果エレトクに決めて頂ければ嬉しいですし、時間は掛かった分、やりがいは感じます』

境 野:『鶴田さんはお客さんからの信頼が高いよね。代理店の方からも「自社のお客さんのところに同行して説明してもらっているが、聞いてて安心できるし、お客さんの設備担当の方も彼には全幅の信頼を置いている」という話はよく聞くよ』
鶴 田:『有難うございます。ただ、私も元々公務員(消防士)でしたので、営業という土台作りには苦労しました。最初に電子ブレーカーのテレアポを1日に300件とか、泥臭い営業の経験を半年ぐらいしまして。そこでお客さんや外部の人との立ち回りや、ビジネスの基本スキルを獲得した気がします』
境 野:『その土台の上に、どうやって信頼される営業を築いていけたと思う?』
鶴 田:『電気や空調のことはお客さんの方が詳しいです。お客さんから教えてもらいながら、知識と経験を積み重ねていくことができたと思っています。手足で覚えていきましたから、忘れませんしね。ただ、約6年経験していても、電気や空調の広く深い知識の中では3割身に着いたかどうか。10年、20年と経験しても100にはならないと思っています。出来るところまで積み重ねてやっていくしかないですね笑』
境 野:『鶴田さんがお客さんから大きな信頼を勝ち得ていることがよく分かりました。境野も契約先のガス会社だけでなく、顧問として色々なところでエレトクを紹介していくので、一緒に頑張っていこう』
鶴田、平林:『よろしくお願いします!!』
エレトク導入の目安
・空調(EHP)が多い施設(冷凍冷蔵倉庫、病院、介護施設、スーパー、工場、等)
・年間電気代が800万円以上
