尊敬する漫画家、福本伸行氏が自身の作品の中で一番好きな言葉を訊かれてこう答えています。
-今思いつくのは、『天』でアカギが死ぬ時に「オレは不本意を愛していた」って言うんですね。
『人生は概ね不本意なものだ。でもその不本意が好きだった』っていうようなことをいう。
いいかえればそこが楽しいところだよ、とも言える。
上手くいってない人はそこの前提を間違えているんじゃないかな。
不本意だと辛いって思ってるんですよ。
そこが人生の基本なのに。
とはいえ、僕自身はその境地には至ってなく・・
不本意はつらいです。
が・・しかし・・やっぱりそこが面白いとも言える・・
そこを切り返していくのが、人生の醍醐味かも・・
そう思ってます。-
境野もですね、サラリーマン人生を同じ会社でずっと過ごすんだろうなと、思っていた時期もあったわけです。
ある時、パワハラで有名な上司と思い切りぶつかり、関連会社に左遷されて「どこで人生、間違ったのかな」なんて沈んでいた時もありました。
しかし、あのことが無ければ今の自分はなかったわけでありまして、今の自分を気に入っている自分である以上、理不尽も不本意も結果論ですが、あれでよかったんだなと、思い込んでいます🤣
関連会社でLPガス事業者の得難い知己になる方々にたくさん出会えたことが、私の人生の大きな転機になって、独立して今がある事を考えますと、人生は繋がってるんだな、とも思えます。
世の中、たくさんの理不尽と不本意がありますが、氏が言われるように、
そこを切り返していくのが人生の醍醐味
人生、楽しんでいきましょう♪



『天-天和通りの快男児 福本伸行』より/熱い三流なら上等!失敗を恐れるな!・・氏の漫画には心に響く熱いメッセージが散りばめられている