プレゼン研修なるものを、コンサルタント契約を締結した事業者様向けにやらせて頂いてます。
もともと、石油会社と出向先のLPガス元売り会社時代に、「人前で話すのが上手くない部下」のために指導した内容。
それを講義体系的にまとめたものですが、オリジナリティ満載で手前味噌ながら高い評価を頂いております<m(__)m>。
1時間の基礎講習を受けてもらい、1ヶ月後にひとり5分間のプレゼンを発表頂くわけですが、今はテーマを3つ用意させて頂きまして、
・自分はこんな会社にしていきたい
・自分はこんな社会人になりたい
・こんな新規事業を創っていきたい
この中からどれか一つを選んでもらって発表して頂いています。
-5月21日、契約先の会社にて、第1回のプレゼン発表の一人目でした。
テーマは「こんな会社にしていきたい」。スタートは「理想的な会社の在り方」から入っていきます。

そして、ご自身の就職活動の話になります。
「大抵の会社が評価してくれて、『一緒にやっていこうね』みたいな雰囲気になるんですが、自分が持っている病気の話をすると、『えっ・・・』となりまして、不合格になる、そんな経験を何度かしました」「けど、ここだけは違ったんです」

「僕はこの時、思ったんです」

-ここで涙腺崩壊です・・。
「社員ひとりひとりが自分の価値を認識する、そして会社もその価値を理解して最大限に引き出していく」「理想ではなく今ここから形にしていくもの」
と結び、会社への想いと、「だから一生懸命、頑張りたいんだ」というご自身の気持ちが、ヒシヒシと伝わってきた素晴らしいプレゼンでした。
終わった後に私からコメントを差し上げているのですが、「-感動しました」の言葉の後に、あやうく涙が出そうになりました。
役員の方々のコメントも同様で、「心に響いた」「涙が出た」との声が多く聞かれました。
プレゼンで心を動された初めての経験
となりました。
なかなか採用が上手くいかない、定着率が低い…お悩みのガス会社に、これも一つの大事なポイントかと思います。
オフィス環境というハード面、かまってあげるというソフト面、そして「会社としての度量」というこれもまたソフト面ではありますが、是非、心に留めおいて頂ければと思います。