はい、浜岡原発です。柏崎刈谷、泊の再稼働がほぼ決まり、そんな中での余りにも酷い冷や水。AIが電気を大量に使う、原発再稼働が必至な状況、そんな中でのまさかの不正。
昨年2月の原子力規制委員会への外部通報を端緒に、社内調査を行って明るみに出たとのことですが、「耐震設計の前提となる地震の揺れの大きさを示す『基準値震動』を決める際、担当者が都合のよいデータを選んでいた」と。
「中部電力は事業者の第一義の責任を自ら放棄した。安全規制に対する暴挙だ」(原子力規制委員会・山中委員長)
「捏造や改ざんにあたり、重大だ。中部電力は真摯に取り組んでいると信じていたので、非常に失望が大きい」(同・山岡委員)
「心底がっかりしている。中部電力の申請書はどこまで信用できるのかわからない」(同・杉山委員)
規制委員会の皆さんが「失望」のコメントをされており、私もほぼ同じ気持ちです。関西電力や九州電力は私の中で「戦闘系」のイメージが強い一方、中部電力は「創意工夫系」のイメージがありました。
電力自由化の時、ポイントを電気料金の割引に仕えるという仕組みを率先して取り入れ、中部電力管内だけは他と異なり、新電力よりも中部電力の自由料金へのスイッチングの割合が高かったと記憶しています。
お固い電力会社の中で、消費者目線に沿った販促施策を打ってくる、リベラルな社風を想起させるいい会社だなあと、そんな想いを持っておりました。
これ、これから外部の専門家で構成する委員会で、事実関係や背景、組織ぐるみなのか調べるとのことですが、個人がやったのか、それを指示した上司がいたのか、あるいはもっと上からの指示なのか、そういう問題の前にですよ?
原発の安全性に対する意識を、社員一人一人が持ってなきゃダメでしょ!
どこの誰よりも、原子力発電所を運営するあなた方が、社員の一人一人、全社員が、これを持ってなきゃ駄目じゃないですか!
東日本大震災で何が起こったか、二度と忘れないように、二度と起こさないように、日々取り組んできたんじゃないんですか?御巣鷹山に墜落したことを忘れずに、日本航空は安全に対して徹底的に取り組んできたと思いますし、その精神はきっと社員一人一人に行き渡っているはずです。
ガスだって、過去の事故を経て安全面、保安面は絶対に手を抜かず、切磋琢磨して今の業界存立に至っているわけです。一人一人が絶対に持っていなければならない意識、安全への意識、それが一丁目一番地で欠如していたというショック、失望・・。
これは徹底的に原因を究明し、二度と起こらない仕組みを確立して頂きたい。どうかよろしくお願いします。

