中国の件でこれだけ投稿が続くことになるとはですが、書かざるを得ません。相手が理不尽なほどに燃え上がってしまうので。
しかし、多数の日本人が同じ気持ちであるということに大きな安心感を覚えています。
今度は日本の水産物の輸入禁止ということで、はいそうですかと。これは「売り言葉に買い言葉」ということではなくてですね・・。
こういう国との付き合いを本気で見直すべき
いい機会が来たと、真剣に前向きに捉えるべきなんじゃないかと思うわけです。政治的な見解の相違を経済という全く関係のない場に持ち込むような国と、まともなお付き合いは出来ませんよ。
ここで断りを入れておきますが、対象は「中国人」ではなく、「中国政府、すなわち中国共産党」という組織体との付き合いです。
中国人も日本人もアメリカ人もどの国の人だろうと、感情を持つ同じ人間です。おかしいことはおかしいと思っています。
現に中国の訪日客へのインタビューで、「政治の話は私とは関係ない」「日本は世界で一番治安が良い国」という声が聞こえるように、「人」と「国家」は別に考える必要があります。今回の件で「中国人」を恨むのはお門違いです。
大学の時のゼミが中国の研究でしたし、司馬遼太郎の影響もあるかもですが、中国共産党は「中華思想」なわけですよ。
「中国が世界の中心であり、他は属国である」と、極端な言い方をすれば。加えて、共産党による一党独裁への国民の不満と不信の目を逸らすためにも、仮想敵国が必要なわけです。
なので、もともと警戒していた高市首相の台湾絡みの発言なんて、彼らからすれば「待ってました」と、こういう話です。
なので、そんな彼らの手の内に乗っては絶対にいけません、思う壺です。今回は絶対に引かないぞと、間違ったことは何一つ言ってないと、筋は筋として徹底的に通しましょう。
そして今の日本政府は立憲民主党なんぞと違って、その筋は必ず通します。
ということでですね、我々は中国という「国家」との付き合いを、真剣に見直すときに来ているのではないかと。
株式への投資がそうであるように、一点集中ではリスクが高いわけで、リスク分散のためにも、取引先を多く開拓すべきです。
水産物が「外交カード」として扱われ、経営が翻弄されるのはうんざりという声も上がっているように、外交カードをチラつかせない国との付き合いをもっと増やしていくべきですね。
あるいは内需をより一層、開拓していく。北海学園大学の濱田武士教授は「食料安全保障の面からも、日本の水産物を日本国民が消費する内需産業にしていくことを真剣に考えないといけない」と指摘しています。
とにかく、何かを一つの国の消費に頼るという在り方は変えていかなければならないと思います。
今回の件、「リスク分散」という観点で、従来の在り方を見直す良い機会だと、前向きに捉えていきたいと思います。





