立憲民主党の野田代表が、高市首相の国会答弁に対して「国益を損なうような発言をしてはいけない。よくわきまえてもらわなければいけない」と、「高市首相の踏み込み過ぎた発言に危うさを感じる人が増えてきたと思う」と述べておられましたが、そもそも立憲民主党の党員が国会で執拗に首相に絡んで無理やり言わせたことが発端です。
加えて、前回も書いたとおりで、「台湾有事は存立危機事態になり得る」のです。首相は当たり前の事を言ったに過ぎない。それで中国が必要以上に騒ぎ立てて「首を斬る」等と中国の役人による非常識極まりないコメントまで飛び出して、まるで「中国に謝れ」と言っているかのような発言です。
立憲民主党は中国の政党なんですか?
と言いたくなります。しかも、国防問題について詳細な質問を求めたりと、中国に手の内を晒してしまうような質問をしてどうするんですか?「国益を損なう」とは、いったいどの口が言っているのでしょうか?本当に開いた口が塞がりません。
参政党にしても国民民主党にしても、「政策で賛同できるところは協力していく」と前向きな発言をしている一方、相変わらず人の足を引っ張ったり、揚げ足を取ることしかしない立憲民主党、もはや末期的な状態です。
一方、それとは全く対照的に、日本にエールを送ってくれた人がいました。ジョージ・グラス駐日米国大使です。「汚い首は斬ってやる」等と非常識投稿をした中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事と駐日中国大使に対して、Xで痛烈というか痛快な皮肉メッセージを送ったのです。
「呉江浩駐日中国大使、薛剣駐大阪中国総領事におかれましては、揺るぎない日米の絆を一層深めるためのご尽力、まことにお疲れ様でございます。心からの感謝を。」
分かりますよね?中国が日本を脅迫したことで、日米の絆は一層深まりましたと、アメリカは日本と高市首相を守ると、そういうメッセージを発してくれたのです。日本のマスコミも、こういう同盟国の動向をもっと大きく報道して欲しいですね。やれ、中国で反日感情が高まっているとか、相手側の目線のニュースが多過ぎて、日本と同盟国側の目線の報道が少な過ぎます。
いずれにせよ、立憲民主党は日本国民を守らない政党だということがよく分かりましたし、アメリカという同盟国の存在の大きさを、あらためて感じた事案になりました。




