なんとまあ、3週間ほどもブログを書かなかったとは・・移動が多かったのに加え、熱でダウンして寝込んでいたのと、復活してすぐに沖縄講演、静岡・大阪出張と続いたうえ、色々と規定の整備が必要なことに気付き、こちらに全く神経が行きませんでした(´;ω;`)ウゥゥ。
ということで、タイトルの内容は前回6月23日のワーキングで事務局から提出されたこの資料です。

自己適合宣言については、「出せばいい」というものではなく、「実行計画が伴っていなければ意味は無い」と、色んなところでも言わせてもらっておりますし、その通りなんですよ。「もう過大な営業行為はしません!」という宣言書を協会に出したとて、それを本当に履行しているのか、こちらの方が100倍大事なことですから。
しかし、この宣言事業者の割合は、改正省令が浸透しているかどうかのバロメーターになることが分かりました。ワーキングで橘川先生が「大分県は山田会長のリーダーシップ」と表現されておりましたが、その通りなんです。
率が高いところには、協会に「人」がいるんです。
先週の7月22日に沖縄県高圧ガス保安協会に呼ばれて商慣行是正の講演に行ってきました。前日に入りまして、協会の専務理事の方と会食させて頂いたのですが、この宣言の提出割合の話を私からしまして、「沖縄は高いですね」と言いましたところ、「ガッカリしています。もっと高くなっていると思っていました。沖縄を全国のお手本にしたいのです。100%まで持っていきたいです」とのこと。
「沖縄が高いのはこういうことか」と、合点がいったのです。専務理事の方は、「協会長が凄いエネルギーの持ち主で、我々もその影響を受けてます」と、確かに会長もそのような方でしたし。そして、秋田も県の知り合いの事業者の社長に聞きましたところ、やはり専務理事の方が業界に50年以上携われておられて高い問題意識を持ち、「仕事ぶり、問題点の捌き方は見事です」とのことでした。
従いまして、宣言事業者の割合が高いところは、自然に高くなっているわけではなく、協会のやる気のある人の意図が働いているということが分かったわけです。
この件で、連載している新聞社の社主と企画の相談をメールでしていたところ、「山田会長も『取組宣言を出さない事業者は、法を守る意思がないと言っているのと同じだ』と嘆いておられた」とのこと。全くもってその通りかと。中には、「これからは過大な営業行為はしませんと、じゃあ今までやってたみたいだから宣言なんか出さない」との向きもおられますが、それは屁理屈です、はい。
業界全体で、信頼される業界になるために行われる商慣行是正、その取り組みの一環としての自主適合宣言です。私も業界支援活動として、この割合の向上に貢献していきたいと思います。