参議院選ですが、ある知り合いの議員さんによると与党にとって「異次元の逆風」とのこと。それは民意の反映であり、民意とは「いい加減、バラマキ止めて減税してくれないか」ということかと。
電気やガスの補助に関しても今まで述べてきたことですが、
薄く広いバラマキは何の効果もない
分かってるはずなんですよ、過去の検証もしているはずなんです。一律の薄いバラマキ補助金でガソリン入れて10兆円もつぎ込んで、GDPの押し上げ効果がほとんど無かった。経済成長に寄与してないのです。
2万円で合計数兆円なら、減税して下さいよということ。あるいはこれも言ってきたことですが、もっと未来の投資に向けられないんでしょうか?
核融合発電の研究とか、少子高齢化対策で企業内保育所への補助金出すとか、考えれば山ほどあるはず。
・・・と、話が反れました。
ガスや電気の価格なんですが、本当に価格が全てなんですかね?というのも、ウチの嫁はあまり気にしてないのですよ、電気、水道、ガスに関して。
「生活する上で欠かせないから、お金かかるの当然でしょ?」的な。なので検針票だの請求書だのも見ておらず、口座で見てます、値段。
なので何というか、本当に消費者は価格の安さを求めているのか?というと当然、求めているわけですが、そんなに凄く気にしているかというと、そういうわけでも無さそうなんです。だから、
必要以上の価格競争を、業界が勝手に生み出している
感が否めない。もっと他に、「自分がお客だったら何が欲しいか、何をして欲しいか」とか、社内でもっと喧々諤々にやるべなんじゃないかと。
少し見方を変えますが、いくら安くても胡散臭そうなところからは買わないわけで。求めてるのは「安心」なわけですからね?
この高齢化社会、例えばガス屋さんがボンベの交換時に家電製品の引き取りサービスをやってくれるとか、あるいは定期的に食料品を届けてくれるとか。これ、食料品は新電力でやってるところありますね。
そんな風に、「価格以外の何か」を違う視点ではありますが、国もガス事業者も考えるときに来ている気が猛烈にしております。
少なくとも私は、契約先の皆さんとこういう話をこれからたくさんしていきたいと思います。
