『天』でアカギがひろゆきに伝えた言葉です。自分のミスをチョンボで帳消しにしようとしたひろゆきに、アカギが諭すように言いました。
自分の身とひきかえならば…
どんな違法も通るという誤解…
それで責任を取ったような気になるヒロイズム
とんだ勘違いだ…
責任を取る道は身投げのような行為の中にはない
責任を取る道は…もっとずーっと地味で全うな道…
これ見ると、三並さんを思い出すんですよ。「責任取るいうんは会社辞めることやない、モノを納めることでしか責任は取れんのじゃ」と、大切な事を教えてくれた人生の師匠の一人。
よく、「責任を取って辞任」てありますよね?酷なようですが、あれ何の責任もとってないどころか、責任放棄=無責任なんです。例えば、社内で大きな不正があったとしましょう。ここで社の代表者たる社長が取る道は、期限を設定して、それまでに二度と不正が起きない体制を構築し、それが出来たら公表する。辞めるのはそのあとなんですよ。
辞任する多くの経営者が、アカギいうところの、「自分の身と引き換えで責任を取ったような気になるヒロイズム」に浸っている。それではいけないのです。多くの名門、大企業で責任の取り方をはき違えている光景が散見されますが、「正しい責任の取り方」、是非間違えないように後進に伝えて頂きたいと思います。
あわせて読みたい


その32.仕事を通して出会えた人生の師匠
よく一緒に行った店の女将を通じてでした。数カ月前に「会いたいの~」と電話で言って頂き、昨日、愛媛県の新居浜まで会いに行ってきました。実は定年で退職されたあと…